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学生研修レポート 今回、研修旅行で南信州・知多・万博方面へ行ってきました。 朝7時20分に集合し、バスは一路、南信州へ。途中車内では、ビンゴゲームなどが行われ、とても楽しく過ごし、 あっというまにバスは最初の目的地「馬籠宿(まごめじゅく)」、「妻籠宿(つまごじゅく)」に到着しました。 馬籠宿、は中山道96次のうち、江戸から数えて43番目、妻籠宿は42番目の宿場町です。 江戸時代、旅人の疲れを癒しひと時の休息を与えた宿場町ですが、 明治新政府による宿場の廃止や国道の開設、昭和になれば鉄道の開通などにより、両宿場は人通りも絶え、 その後、日本の高度経済成長期(昭和30年頃)に観光地として脚光を浴びるまで、衰退の一途をたどったそうです。 馬籠宿は明治・大正に大火事があったせいで当時の建物ほとんどが消失してしまい、 現在のこの景観は近年作られたものです。 「町全体が博物館」という発想に基づいて整備されたそうです。 確かに「古い町並みを再現して作った」という感じがしますが、宿場ならではの物が忠実に再現されていたり、 島崎藤村の博物館があったりなど、見る、学ぶ、触れる、ということができて非常に勉強になりました。 その後、妻籠宿へ。 こちらは今も当時の町並みを色濃く残し、木造の長屋風の建物が並んでいました。 重要伝統的建造物群保存地区として認定されています。 ここには電信柱も電線も看板もありません。 妻籠の人たちは町並みを徹底して守るために家や土地を「売らない・貸さない・壊さない」という三原則をつくり、 ここで生活しながら江戸時代の町並みという貴重な財産を後世に伝えています。 ここには民芸品などを売るお土産物屋さんや、栗が名物のようで、栗きんとんのお店も多数見られました。 僕たちは栗ソフトクリームを食べながら町を散策していました。 非常にのどかでのんびりする事ができ、古きよき日本の文化に触れたような気持ちになりました。 妻籠には今も営業している古い郵便局があり、投函すればちゃんと届くそうです。 記念に我が家に手紙を出すのも良いなぁと思いました。 本日の行程は以上で終了です。今日の旅館は信州の昼神温泉郷にある「伊那華」という旅館です。 温泉宿という事で19種類もの温泉がありました。少しぬめりのあるお湯で、肌をスベスベにする成分が入っているそうです。 今夜の夕食は宴会になっており、各グループで出し物をします。 僕たちは「2人羽織」をしました。二人ずつ組になり後ろの人が前の人の顔に化粧をする・・・というものですが、 何も見えない人に後ろから化粧をされる、というのはなかなか怖いものでした。 けれども無事に成功を収めることができ、とても充実した気分になれました。 どんな事でも真剣に取り組むという事は素晴らしい事だと思えました。 ダンスをしたり、クイズを出したり、ゲームをしたりするグループもあり、とても楽しい時間を過ごすことができました。 ちなみに余談ですが、あるグループの出し物で「風船割り競争」があり、それに参加し負けてしまいました。 罰ゲームとして登場した物はなんと、青汁です。青汁は初体験でした。 罰ゲームとしては素晴らしいアイテムだな、というのが率直な感想です。 なにはともあれ、1日目から色々と体験しとても楽しく過ごしました。 2日目 本日最初の目的地は駒ヶ岳です。 南アルプスの麓からロープウェイに乗って駒ケ岳の千畳敷まで行くのですが、ロープウェイ乗り場に着いたあたりから、 どんどん雲行きが怪しくなり、ついには大雨が降りだす始末。雨の中、ロープウェイは千畳敷まで登りましたが、 上に行くにつれて雨が強くなっていくように思えました。 そして到着した山の上は嵐のようで、景色は何も見えずがっかりしました。 まだ9月なのに気温が13度しかなく、改めて標高の高い場所は気温が低い事を実感しました。 個人的に駒ケ岳から見る風景を特に楽しみにしていたので、残念でなりません。 40分ほど頂上に滞在してロープウェイで下山しましたが戻ってくると空は少しずつ明るくなり、雨は上がって行きました。 頂上の方だけが雨降りだったのでしょうか?「山の天気は変わりやすい」というのはまさにこの事だ、と思いました。 その後、昼食をとり次の目的地、中部国際空港へと向かいました。 ここでの移動距離は長く、2・3時間といった所でしょうか。信州の旅を終え、愛知へと戻ることになりました。 中部国際空港セントレア。「センター=日本の中心」からこの名前が付けられたそうです。 今年完成したばかりのこの空港は、名古屋空港の定期路線をすべてこの空港に一元化することを前提として建てられ、 国際、国内航空輸送の拠点となる空港です。 見学の際、真っ先に向かった場所は、「スカイデッキ」。 滑走路へ長く突き出たデッキで飛び立つ飛行機を間近に見る事ができます。 建物内は1階が入り口、2階が到着ロビー、3階が出発ロビー、4階がスカイタウン(商業施設)なっています。 4階は日本風の「ちょうちん横丁」とヨーロッパ風の「レンガ通り」という二つのゾーンに分かれており、 外国人観光客にも喜ばれそうな作りになっていました。残りの時間はここでお土産物を見たり、特産品を食べたりしてすごしましたが、 なかでも印象に残ったものは、味噌ソフトクリームと冷奴ソフトクリーム。 味噌の方はさすが名古屋!といった感じの濃い味のソフトでした。 冷奴ソフトの方は豆乳ソフトの上にネギとカツオと醤油だれをのせた物で、 こちらも味噌に負けず劣らず変わったアイスなのですが、味は驚くほど冷奴に近いもので、まるで冷奴を食べているような気になります。 これを開発するまでにはきっと色々な試行錯誤があったのだろうと思い、固定観念にしばられない豊かな発想をこの商品に見た気がします。 今後、授業などでも発想力を必要とするものがあり、柔軟さを見習わなくてはいけないと思いました。 本日の行程も以上で終了。あとは旅館の方にバスを進めます。 2日目の宿は海の真横にある旅館で「呼帆荘」といいます。海の近くの温泉には喉に良い成分が入っているとそうです。 この宿のお風呂は各階に1つずつあり、中でも目玉は屋上の「天上風呂」。 男性陣の天上風呂の入浴タイムは夕方だったので、海が一望でき非常にのんびりと優雅な時間を過ごしました。 2日目も終り・・となって、そろそろ疲れも出始めた頃ですが、温泉につかると疲れも吹き飛ぶ気がします。 今夜の夕食では、ビンゴゲームやカラオケ大会などをして楽しみ、 又、海の近くとあって新鮮な海の幸を食べることもでき非常に満足でした。 毎日温泉につかり、美味しいものを食べ、楽しみ、贅沢な旅行だと思います。 3日目 今日は研修旅行最終日。 目的地は「愛・地球博」です。朝の9時に会場に到着したのですが、すでにゲートには長蛇の列ができていて 10時にパビリオン「三菱未来館 もしも月がなかったら」を予約していた僕たちは人の隙間をかいくぐり、 なんとかギリギリ間に合う事ができました。後から聞いた話では、普通に並んでいたら入場できたのは11時頃だったそうです。 何とか入れた「三菱未来館 もしも月がなかったら」はその名のとおり月が存在しなかった場合の地球の現状を大画面で シュミレーションしていました。もしも月がなかったら地球上は荒れた大地が広がっており、 人間は生まれておらず爬虫類や恐竜のような古代生物と少しの哺乳類しか存在しません。 海の満潮・干潮には月が大きく影響している事でもわかるように、海(水分)と月は密接な関係で結ばれています。 月が無かった場合地球上には今の半分以下の水しかない、よって「母なる海」が無い以上、人が生まれる確立はすごく少ないそうです。 又、月の場所があと少しでもズレていても人は存在しなかった、今と同じ地球では無かった、ということも言っていました。 何気なく眺めている月ですが、その存在は奇跡的で、感謝すべきものだなぁと改めて実感しました。 大画面での映像でしたが途中から天上部と左右も画面になり万華鏡のような美しい世界で地球の大自然が映しだされていました。 それによって、愛・地球博のテーマでもある「地球の素晴らしさ・大切さ」も感じ取ることができ、頑張って走って入館したかいがあったなぁと思います。 もうひとつ予約していたパビリオンは「JR東海超電導リニア館」です。 こちらも大画面での映像で、500キロで走行するリニアの姿を3Dめがねをかけてあらゆる角度から立体的に見る、というものでした。 今はまだ万博の周りを走っているだけのリニアモーターカーですが、いつかもっと一般化され使えるようになれば、 人々の移動ももっと便利になるだろうし、環境のためにも良い事です。10年ほど前に『奈良にもリニアを!!』 というような計画があったと思いますが、実現されれば素晴らしい事だし、奈良の観光業の発展にもつながるだろうと思います。 その後、外国パビリオンを見たり、各国の名産品を食べたりなど、他国の文化に触れる事ができました。 研修旅行の最後の行程である万博は、その最後にふさわしくとても心に残る印象強いものでした。 この万博では、ただ楽しい部分だけを見せるのではなく、世界に残るまだまだ貧しい国や、戦争をしている国、 そういう暗い現状もきちんと紹介されていました。 皆が幸せに暮らせる平和な世界を作っていく事の大切さ、そして幸せに暮らすためには、未来を生きる人達の為にも、 この地球をもっと美しくなるように守って行かなければなりません。 世界の平和と環境問題は切っても切れない事であります。とても難しい問題ですが、できる事からやっていきたいと思います。 そして、万博からも出発し、バスは奈良へと戻っていきます。奈良に到着したのは午後7時ごろでした。 今回の研修旅行では、昔の文化から最新の文化にまで触れ、いろいろなものを見て回る事ができ 非常に勉強になり良い時間を過ごす事ができました。 又、いつもの仲間たちと食事や風呂などの衣食住をともにしたり、協力して1つの事をやり遂げたり、などと更に親交を深める事も出来ました。 引率して頂いた先生方にもとても感謝しています。色々な事を学ぶことができ、この経験は必ず役に立つものだと思います。 とても楽しく充実した3日間をありがとうございました。 |